幻影の像とdelverデッキ
2012年9月19日 MTG コメント (2) 先日、イカリ君と大会後に話していたときに、「delverデッキ、幻影の像の使用法が難しい」との意見を聞いたので、自分のネタに尽きていたのもあり、自分の考えを書いてみようと思う。
なので、以下のことはあくまで普通の話であり、「delverデッキの使用者目線でのミラーでの考え方,幻影の像の使い方」を中心とした自分の見解である。
「こんな風に考えて使ってるんだ」程度にとらえていただければ幸いなので、興味ある方だけどうぞ。
<イントロ>
delverミラーをはじめ、幻影の像は大抵の人が多かれ少なかれサイドにとって様々なケースで使用するのが多いと思われる。
<主な用途について>
用途については以下のとおり。
①対消滅
ミラー勝敗の影響の1,2を争う生物である聖トラフトはレジェンドで呪禁であるため、より安全につぶすためには最有効であることから。なおレジェンド相殺はミラー以外でも有効手段であるのは言うまでもなく。
②相手の何かをコピーするとき
ミラーにおいて、相手の場に自分より多くの生物がいたときは、自分にとっては基本不利な場となる。なのでそれを打破するために、生物の数を増やすのが一番有効であるという理由から使う。
主なコピー対象は瞬唱、虫(変身後)、修復の天使、刃の接合者、白英雄など。
ミラー以外であれば、主なコピー対象は相手の強そうな生物(タイタン、不死生物など)
<delverミラーの主な勝敗についての個人見解>
個人的にdelverミラーの勝敗には大雑把に、以下の3つの戦いの勝敗が直接の勝敗につながると考えている。なお、危険度が高いと考えるものから記載し必ずしもこれらが毎回発生するものでもないので注意。
(その1):虫、トラフトの生存
(その2):有効カードのドロー合戦。
(その3):天使の生存
(その1)について:ターンが早ければ早いほど勝敗が決まる可能性は高い。特に3T以内キャストした虫が早い段階で変身した時やトラフトが対消滅しなかった時などはより一方的な場になることが多い。
(その2)について:有効カードは主に、思案などのドローカード、蒸気の絡みつきなどの生物対処カード、装備品などゲームの勝敗を左右するカードである。
これらのカードを相手に対してある程度ドローしてない時は一方的な展開になりやすい。
なお、その2はその1において自分が不利な状況になった場合の巻き返す状況でもある。
(その3)について:天使について脅威の危険度が上記2つより低いのは、バウンス、はらわた撃ち(天使が互いに場にある場合のみ)などで対処できることが多いこと、天使が自分の場に2匹以上いるときぐらいしか戦況が目立って有利となる状況にはあまりならないと考えていること、と言った理由から危険優先度を3つ目としている。
対戦中は上記の3点が常に行ったり来たりし続ける風に捉えている。
このような考えから自分は幻影の像、ひいてはdelverデッキそのものを臨機応変に使うのを必須と考えている。
<タイミングについて>
ミラーの場合、幻影の像はトラフトを対処するのが最優先ではある。しかし必ずしもそうではなく、常に状況の有利不利を判断しながら使うのが一番いいと思っている。ちなみに自分にとっての有利不利の判断は主に、場の生物の質と数で判断する。
<では実際どのように状況識別し使用するか>
①相手のハンド情報をある程度知っている場合
相手にトラフトを見たときは、キャストに応じてノータイムで対消滅のために使う。見ていない時は状況を見ながら使う。複数枚ハンドに来てしまったときは、相手の場にトラフトがない場合なら適当な有益カードを積極的にコピーして相手よりも有利な場を作るようにし1枚はハンドに残す、ぐらいの気持ちで使う。
②相手のハンドを知らない時
自分の場が相手の場よりも生物が少ないときは、場全体で自分にとって有益なコピー対象がいるなら使う。特に像が複数枚ハンドにあるときは良くても1枚だけ温存ぐらいの気持ちで使う。
有益なコピー生物については以下のとおり。
・瞬唱:墓地のスペルを再利用できるため
・白接合者:ゴーレムトークンが強く、意外とばかにならないため。
・修復の天使:相手の天使、虫(変身後)をブロックできること、自分の場に瞬唱があればアドバンテージを得られるため。自分の場に天使がいる場合、天使2匹の場になり戦況が有利になるため。
・その他の生物:自分に有益になりそうな生物については、基本的に気軽に使ってよい。CIP系やタイタンなどの強そうな生物は自分にも有効である。なお不死生物については、像のコピー回数が2回となるので特に有効。
・場にいる生物における場の有利不利の判断は生物の種類などによってケースが多様しすぎるので割愛。
<まとめ>
以上のことから幻影の像については、サイドに入れる枚数もプレイヤーによって相当違うと思う。現に自分は4枚入れてた時期もあれば、1~2枚だった時期もあり様々であった。
用途については常に状況に応じて、時には積極的に仕掛けたり、時にはタイトに温存したりと、臨機応変に使うカードと認識しているので変に出し惜しみしてると負ける場合が多いかもしれない。
しかしこういった臨機応変プレイは幻影の像に限らず、delverデッキそのものが元々ハンドや戦況に応じて常に臨機応変に対応するデッキであると認識している。
そのため、積極的に行動するのが苦手気味の人、アドバンテージを重視しがちな傾向の人、カードをより大事に使う傾向がある人には使いにくい傾向があるかもしれない。
もしも像やdelverデッキの使い方が苦手だな、と思う人にとっては、プレイするタイミング、戦闘の仕方などプレイングの勉強になるのかもしれないので、プレイできるデッキの幅を広げる勉強?という意味で一考するのは良いかもしれない。
と、あくまで個人的見解を述べましたが自分も使い方をよくミスするし日々勉強なのであしからずw
長々と書きましたが固く考えず少しでも見方を広げ「色んな考え方があるんだなぁ」と思っていただければ幸いです。
なので、以下のことはあくまで普通の話であり、「delverデッキの使用者目線でのミラーでの考え方,幻影の像の使い方」を中心とした自分の見解である。
「こんな風に考えて使ってるんだ」程度にとらえていただければ幸いなので、興味ある方だけどうぞ。
<イントロ>
delverミラーをはじめ、幻影の像は大抵の人が多かれ少なかれサイドにとって様々なケースで使用するのが多いと思われる。
<主な用途について>
用途については以下のとおり。
①対消滅
ミラー勝敗の影響の1,2を争う生物である聖トラフトはレジェンドで呪禁であるため、より安全につぶすためには最有効であることから。なおレジェンド相殺はミラー以外でも有効手段であるのは言うまでもなく。
②相手の何かをコピーするとき
ミラーにおいて、相手の場に自分より多くの生物がいたときは、自分にとっては基本不利な場となる。なのでそれを打破するために、生物の数を増やすのが一番有効であるという理由から使う。
主なコピー対象は瞬唱、虫(変身後)、修復の天使、刃の接合者、白英雄など。
ミラー以外であれば、主なコピー対象は相手の強そうな生物(タイタン、不死生物など)
<delverミラーの主な勝敗についての個人見解>
個人的にdelverミラーの勝敗には大雑把に、以下の3つの戦いの勝敗が直接の勝敗につながると考えている。なお、危険度が高いと考えるものから記載し必ずしもこれらが毎回発生するものでもないので注意。
(その1):虫、トラフトの生存
(その2):有効カードのドロー合戦。
(その3):天使の生存
(その1)について:ターンが早ければ早いほど勝敗が決まる可能性は高い。特に3T以内キャストした虫が早い段階で変身した時やトラフトが対消滅しなかった時などはより一方的な場になることが多い。
(その2)について:有効カードは主に、思案などのドローカード、蒸気の絡みつきなどの生物対処カード、装備品などゲームの勝敗を左右するカードである。
これらのカードを相手に対してある程度ドローしてない時は一方的な展開になりやすい。
なお、その2はその1において自分が不利な状況になった場合の巻き返す状況でもある。
(その3)について:天使について脅威の危険度が上記2つより低いのは、バウンス、はらわた撃ち(天使が互いに場にある場合のみ)などで対処できることが多いこと、天使が自分の場に2匹以上いるときぐらいしか戦況が目立って有利となる状況にはあまりならないと考えていること、と言った理由から危険優先度を3つ目としている。
対戦中は上記の3点が常に行ったり来たりし続ける風に捉えている。
このような考えから自分は幻影の像、ひいてはdelverデッキそのものを臨機応変に使うのを必須と考えている。
<タイミングについて>
ミラーの場合、幻影の像はトラフトを対処するのが最優先ではある。しかし必ずしもそうではなく、常に状況の有利不利を判断しながら使うのが一番いいと思っている。ちなみに自分にとっての有利不利の判断は主に、場の生物の質と数で判断する。
<では実際どのように状況識別し使用するか>
①相手のハンド情報をある程度知っている場合
相手にトラフトを見たときは、キャストに応じてノータイムで対消滅のために使う。見ていない時は状況を見ながら使う。複数枚ハンドに来てしまったときは、相手の場にトラフトがない場合なら適当な有益カードを積極的にコピーして相手よりも有利な場を作るようにし1枚はハンドに残す、ぐらいの気持ちで使う。
②相手のハンドを知らない時
自分の場が相手の場よりも生物が少ないときは、場全体で自分にとって有益なコピー対象がいるなら使う。特に像が複数枚ハンドにあるときは良くても1枚だけ温存ぐらいの気持ちで使う。
有益なコピー生物については以下のとおり。
・瞬唱:墓地のスペルを再利用できるため
・白接合者:ゴーレムトークンが強く、意外とばかにならないため。
・修復の天使:相手の天使、虫(変身後)をブロックできること、自分の場に瞬唱があればアドバンテージを得られるため。自分の場に天使がいる場合、天使2匹の場になり戦況が有利になるため。
・その他の生物:自分に有益になりそうな生物については、基本的に気軽に使ってよい。CIP系やタイタンなどの強そうな生物は自分にも有効である。なお不死生物については、像のコピー回数が2回となるので特に有効。
・場にいる生物における場の有利不利の判断は生物の種類などによってケースが多様しすぎるので割愛。
<まとめ>
以上のことから幻影の像については、サイドに入れる枚数もプレイヤーによって相当違うと思う。現に自分は4枚入れてた時期もあれば、1~2枚だった時期もあり様々であった。
用途については常に状況に応じて、時には積極的に仕掛けたり、時にはタイトに温存したりと、臨機応変に使うカードと認識しているので変に出し惜しみしてると負ける場合が多いかもしれない。
しかしこういった臨機応変プレイは幻影の像に限らず、delverデッキそのものが元々ハンドや戦況に応じて常に臨機応変に対応するデッキであると認識している。
そのため、積極的に行動するのが苦手気味の人、アドバンテージを重視しがちな傾向の人、カードをより大事に使う傾向がある人には使いにくい傾向があるかもしれない。
もしも像やdelverデッキの使い方が苦手だな、と思う人にとっては、プレイするタイミング、戦闘の仕方などプレイングの勉強になるのかもしれないので、プレイできるデッキの幅を広げる勉強?という意味で一考するのは良いかもしれない。
と、あくまで個人的見解を述べましたが自分も使い方をよくミスするし日々勉強なのであしからずw
長々と書きましたが固く考えず少しでも見方を広げ「色んな考え方があるんだなぁ」と思っていただければ幸いです。
コメント
確かにそうかもw
upしてみて初めて自覚した次第。
まあ、たまには試合結果以外も書くってことでw